残像

mさんと内線電話のよに何度も電話でやりとりしてた本日。
ハイハイまた電話ですよととったら「虹がでてるー」
あわてて屋上にでて、最後の残像をなんとかカメラにおさめられました。

これは、本日の私にとって、なっちゃん(ワンコ)の虹です。


昼間にピンポンが鳴ったので、でてみるとなっちゃんのお父さんでした!
画伯で、奥さんは陶芸家さんです。なっちゃんは大事なふたりのワンコで、
オッドがちょうど入院してるとき急患で病院に訪れてて、
何日後かに亡くなったんですが、すばらしいお天気にめぐまれた
第三京浜の下で行われたお葬式はちょっとないくらいあたたかいものでした。
その時のお花の御礼だと、わざわざなっちゃん小鉢とカードを届けてくれたのです。

どすっぴんだったのですが、とてもうれしかったので
画伯と50mくらい一緒に帰り道を歩きました。
長い入院生活をされたあとの画伯が土手を歩く後ろ姿がきれいすぎて
あまりみないようにしました。
あわててこまごまをして、眉毛も描いて(苦笑)お手紙を書いて、
今度はオッドの散歩がてら、画伯宅へお線香をあげにはじめてうかがいました。
お部屋の中は、陶芸でできたいろんなポーズのなっちゃん、油絵のなっちゃん
写真のなっちゃん、とにかくもうなっちゃん画廊なのでした。


なっちゃんのことも、お二人のことも、そんなによくは知らないのに
会話をすると、必ずものすごい印象的な時間になるのは
このお二人の視線の、こまやかさとクリアさにある気がします。