いろんな歳の重ね方

atte2010-05-13

本棚の奥をがさごそやっていたら、笠智衆の写真集が出てきた。
最終ページをめくると1992年の発行とあり、
その当時発売されてすぐ買った記憶がある。
少しも色あせてないなぁ。絵に描いたような、
にほんのおじいさんデス。
それ以外にも著書本(といってもインタビュー形式だが)も当時3冊全部買って読んだ。
最初ドラマで偶然見たときは「なんてステキな空気感のおじいさんだろう!」と
一目みて好きになってしまったのだが、若い時(30代前半からなんとおじいさん役をしている!)
の演技をみたら、「???」なんとも棒読みの不自然さ。
とても器用そうじゃない人物像が手にとるようにわかった。
でもなぜか、小津安次郎監督にずっとずっと起用されつづけ、
ホントそれが命綱となってこういう無二な役者ができあがったということだ。
自分もなぜか!声をかけてくれる人たちには超恵まれていて
営業など、ほぼしたことないのに今日まで来ている。1冊発売したらすぐ次の本の準備。
というわけで笠智衆のテンポで仕事してこっと…。あ、それじゃ次の入稿間に合わないって?!
(なんと!さっき調べたら、本日、笠智衆さんのお誕生日だ!生きていたら)