今日、やっと一旦描きおわりました〜年内予定で走り出したのだが,年頭に発売予定の1冊。
(肝心の表紙がまだ迷走中だけど…)
半分まで描いて とまってる本もあるし、1冊も出版しなかった超ひさびさの年。
でも同じことを繰り返していくことのうっかり性をこの前、尊敬する方から聞いたとこでした。
ひと呼吸の1年ということで(まぁずっと描いてはいたのですが…)


自分は「予定調和」が とにもかくにも苦手で、
見ないテレビ番組、聴かない音楽などは、ほぼほぼ、ほとんどです(苦笑)
(イヤ〜今年の日本シリーズは一寸先が見えずにスリリング、本当にすばらしいですな)


そんな中から自分が見る超数少ないテレビ番組関連で ことばが2つ。
先日、ファッションデザイナー皆川明さんのNHKプロフェッショナル仕事の流儀
流行に関係ないところで走っていることは、もうもう百も千も承知だったのだけど
「作為的なものでないもの」の美しさを常に追い求めていることにあらためてはっとしました。
(試行錯誤してるスケッチ上の消しゴムのカスにヒントを得てました)
芸術品ではなく、流通する商品なのに。


もうひとつが、何度みても面白い
11~2年前のNHK日本のJR乗りつくしの旅番組の本を読み返してたのですが、
「感動の保険をかけなかった」ということばにもはっとしました。
ただただ何の変哲もない日本のJRの電車を何十日も乗り尽くすだけなのに。
だからテレビにもかかわらず、年代性別問わず幅広く
多くの人に自然に入っていったんだろうな。


どちらも、予定調和を蹴散らして、真っ向から挑戦してるひとの言葉だなと思いました。
手っ取り早い安心感を求めない。
流行の中や 流行の最たるものネットの流れの中には
少なくとも自分にとって、大切なものはほとんどないのかも。とますます思いました。