こころの物差し

えらい人(政治家)が「あれはうっかり言ってしまったことで発言を撤回いたします」
てよく聞きますよね。でもうっかりいってしまったことほど、
その人の本質がでているものですよね。生きたことばというか。
それの連続(いい意味で!)発見モリモリ沢山なのが
関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅。
台本なんかでは出て来ない、その場で見たことの本質を的確についたひと言が
心のメモにいっぱいです。
今年はアクセル全開で さっそく来月イタリア篇、たくさんロケの予定もあるようです。
http://www.nhk.or.jp/bs/sekiguchi-tabi/index.html
以前、自分のこころの物差しは 故 天野祐吉さん(80歳代)と山田太一さん(80歳代)だったのだけど
次世代は、関口知宏さん(40歳代)になりました。よかった〜またそんな人が見つかって。


未だ8年前の旅のDVDと、昨年の録画を見ない日はありません。
8年前と全く同じズボンをお召しだったりするとこが信用できます(笑)
そして、いちばんこの方を表しているのが
自分にとっては、2011年の震災のあった年に発表した下記の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=2GnLBIqK_B8
5年経ってもモヤモヤは変わってないことにハッとします。日本てほんと変わらない。
彼の旅のスケッチは、いつもイメージで描いてるというけれど
実はパース(遠近感)がとっても正確。感覚と理論のバランスが絶妙です。
あのスケッチはこの方そのものなんだな、と実感します。
昨年のスケッチのほんの一部↓
http://www.nhk.or.jp/bs/sekiguchi-tabi/special/diary.html